アレルギーに要注意!結婚指輪に使われる素材について

どんな素材が結婚指輪に使われているのか?

アブラカタブラと唱えて結婚指輪が登場すれば、誰も苦労はないというものです。結婚指輪を手作りするには、必ず素材が必要になります。素材がなければ、どんな腕利きの職人でも結婚指輪を作るのは不可能です。
ではどんな素材が結婚指輪に使われるのでしょうか。深堀りしてみました。

プラチナとゴールド

結婚指輪の素材でよく見かけるのは、プラチナとゴールドです。2つとも耐久性に優れており、大切に扱えば何十年と使うことができます。見た目にも大変美しく、シンプルなシルエットの指輪でも光り輝くことでしょう。
唯一のデメリットとしては、値段がかなり高い点です。特にプラチナは希少価値が大変高く、数トン以上の鉱石から採掘されるプラチナの量は僅か数グラムです。これまで人類が発掘したプラチナの量は、全地球合わせても5万トン程度しかないと言われています。需要はあるのに供給は全く追いついていないため、値段は釣り上がるばかり。「安い」とされるお店であっても、プラチナの結婚指輪なら1つ10万円はかかるでしょう。

金属アレルギーについて

結婚指輪を検討している人の中には、金属アレルギーに不安を抱えている方もいらっしゃるかもしれません。プラチナとゴールドは一般的に「金属アレルギーになりにくい」とされていますが、絶対に大丈夫とも言い切れないのです。
またプラチナやゴールドの中には、アレルギー反応が起こりやすいとされている金属が含まれています。「プラチナだから安全」とはいかないのです。どうしても不安に思うのならば、アレルギーの専門医に相談してみることをおすすめします。

万が一アレルギーが発生してしまったら?

結婚指輪をはめたさいに金属アレルギーが出た場合は、即刻指輪の使用を中止して下さい。そして専門の病院にしっかりみてもらいます。病院では「パッチテスト」といって、金属アレルギーの検査をおこないます。検査結果を踏まえて治療を進めるという流れです。
「自分はアレルギーとは関係ない」という方もいらっしゃるでしょうが、大きな間違いです。アレルギーは誰でもなり得る恐れがあるのです。