手作り指輪の素材の選び方

手作り指輪で使用することができる素材はたくさんありますが、選び方を知っていなければ意味がありません。
人によって選び方の基準は異なるでしょうが、まずは特徴を知っておく必要があります。
素材の特徴を知らなければ、的確な種類を選ぶことができないからです。
手作り指輪に使用されている一般的な素材と言えば、ステンレスにシルバー、ゴールドにプラチナ、チタンにコバリオンなどがあります。
まずはこれらの特徴を知っておく必要があるのですが、選び方で重要なポイントは、強度や柔らかさ、腐食に強いかという点と料金、メンテナンスの方法などです。

指輪は多少重い金属を使っても、逆に軽い金属を使っても、それほど大差はありません。
しかし、柔らかい素材を使うことで、手作りするときの加工のやりやすさが変わってくるのです。
加工しやすい物は、シルバーにゴールド、プラチナにコバリオンでしょう。
ステンレスやチタンは硬い金属なので、加工するのは難しくなっています。
もちろん加工するのに必要不可欠な技術と機械を持っていれば別です。

金属アレルギーの人は、チタンやコバリオンなどの新素材と呼ばれている種類を選択するのが正しい選び方です。
基本的にどの金属も腐食には強いのですが、シルバーは硫黄などの酸には弱くなっているので、近づけないようにしましょう。
ステンレスも錆びた物などが密着していると、錆が移ってしまうことがあるので注意が必要です。
腐食に対してあまり強くない物の場合には、定期的にメンテナンスをしないといけません。
他の金属は定期的に軽く拭くぐらいのメンテナンスでも、十分きれいな状態を維持できるでしょう。

ちなみにゴールドにもピンクゴールドやイエローゴールド、ホワイトゴールドなどの種類があるように、1種類だけしか存在していないわけではありません。
手作り指輪の素材の選び方を知る場合には、同じ呼び名の金属にも複数種類が存在していることを知っておきましょう。
工房などで手作り指輪を作る場合には、選び方もきちんと教えてくれます。